訪問看護で活躍する准看護師とは?

准看護師資格を活かして訪問看護の求人で働く

高齢化が急速に進む日本において、訪問看護は今大変注目を集める分野となっています。訪問看護はその名の通り、准看護師が利用者宅に直接訪問し看護を行う医療サービスです。

近年、需要が高まり訪問看護の求人は増加傾向にありますが、病院やクリニックと異なり、サービス利用者宅へ直接訪問する必要があるため、看護師からは敬遠されやすいという傾向があります。しかし、訪問看護はやりがいがあり、給与や待遇もよいケースが増えてきたため、徐々に訪問看護に関心を抱く看護師も増えてきているようです。

そこでここでは、訪問看護師に適している方、適していない方について考えていきたいと思います。 まず、訪問看護に向いている方は「患者さんとゆっくりと余裕をもって接したい」「残業の少ない職場で働きたい」「日勤のみの業務でスキルアップしたい」「地域医療に貢献したい」といった考えを持つ方です。

訪問看護の場合、1件あたりにかかる時間は30~90分となります。その時間は1人の患者さんとその家族への対応にすべて使うことができるため、病院やクリニックのような時間に追われる業務を行う必要がありません。また、週1~2回のペースで訪問して看護サービスを提供するため、1人の患者さんと長期間継続して関わることができます。

また、訪問看護は訪問時間が決まっているため残業が少なく、日勤での勤務が可能です。加えて、医師やケアマネージャー、薬剤師などと連携を取りながら業務を行うことができるので、専門知識を身に着けたりスキルを磨くのにも適した働き方だと言えるでしょう。

対して、訪問看護に不向きな人は「人間関係が煩わしい」「一度に沢山の業務を受けたくない」といった考えを持つ方です。訪問看護ステーションは、経費削減のために人員がギリギリな場合が多いうえ、まだまだ希望する看護師も少ないため、常に人不足という状態にあります。ですので、准看護師求人サイトを活用すれば、簡単に仕事は見つかるでしょう。

そのため、一人で幅広い業務を請け負うことが多くなるため、仕事量は多い傾向にあります。また、医療関係者以外の管理者や一般職員とのやり取りや情報共有も多いため、コミュニケーション能力が乏しい方には適さない職種だと言えるでしょう。

看護師転職と求人数の高い診療科目

看護師の転職先として求人数の多い診療科目は存在します。ある企転職サイトで求人数を確認してみたところ、求人数の多い一位は内科という結果でした。二位以下は皮膚科、整形外科、耳鼻咽喉科、という結果になります。

内科で求人が多い理由には、慢性疾患と呼べるような生活習慣病や、高齢化社会がバッググラウンドにあることも理由として挙げられるかもしれません。

また、体調の変化を感じた時に、まずは内科に行くという患者さんが多いため、その患者数と比例するように看護師数も必要となることも理由のひとつでしょう。整形外科も、高齢化社会と関係が深い科目ですよね。人材を求めている病院はとても多いです。

元々内科で勤めている人でれば、また内科に転職するというのは働きやすい環境だといえますし、内科というのは機器や知識的にも看護師業務の中でも基本的なことが多いため、転職しやすい科目だとも考えられているようです。

次点で多かった整形外科のケースでは、特殊なリハビリなどは医師やリハビリ担当スタッフがメインで行うために、看護師が特殊なスキルを学ぶ必要はありません。

眼科や呼吸科でも求人を見つけることはできますが、上記の科目よりはぐっと少なくなります。最近では精神科や心療内科での求人も増加していますが、これは現代社会にストレスを抱えている人が多い、という事が反映されている結果だといえるでしょう。

逆に少ない科目としては、少子化という社会背景もあり、産婦人科や小児科が挙げられます。 求人内容は外来の看護師というものが多く、病棟看護師の求人はあまり多くないように見えました。

科目に絞った条件でなければ、外来看護師で、内科を希望することによって、効率よく転職活動を進められそうです。転職サイトを利用している人も多いと思いますが、希望条件をチェックする事で、条件に合った求人を探せるので、転職活動を行なう人は活用するのもお勧めと言えます。

男性看護師の転職について

近頃は看護師という職業を選ぶ男性も徐々に増えて来ているようです。女性では難しい業務を担ってくれる存在として、男性看護師を求める声は少なくありません。ですが今も多くの人が、看護師と言うと女性の職業、というイメージを強く持っているのも事実です。

診療科目によっても異なりますが、患者として病院に足を運んだときにも、男性看護師を見かける機会は多いといえませんよね。どうしても看護師求人も、女性の方が多くなっています。また産婦人科などは男性が看護師になることはできません。

だからといって、男性の看護師求人が全くないわけではなく、例えば精神科の病棟看護師などは、男性の求人数が多い科目になります。

男性の患者さんが興奮してしまったり、倒れてしまったときなど、女性が対応するには体力的に厳しいです。このような場面は男性看護師さんがいればとても助かるシーンだと考えていいでしょう。

体力面だけではありません。女性というだけで、看護師さんを軽んじる患者さんも残念ながら存在します。このようなケースでも、男性看護師が向かい合うことによって、スムーズにケアする事が可能です。

女性を軽んじる患者さんというのは精神科だけのことではありません。年を重ねた男性なども、この傾向に当てはまることは多いです。

女性の就く職業という事で、軽んじているような人も少なくありませんが、男性看護師がケアに当たることによって、そのような風潮も薄らいでいくことに期待が集まっています。 女性だからこそできる看護もありますが、男性だからこそ出来る看護もあるということを覚えておいてください。

ただし、先にも述べましたが、看護師の求人は女性を求める雇用側がとても多いです。看護師というのがこれまで女性ばかりの職場だったため、その現状を変えることは一朝一夕には難しいのでしょう。

看護師専用の転職サイトでも、男性看護師の求人はそれほど多くはありません。条件チェックのカテゴリも、今はまだ女性をメインにした設定となっていると思いますので、男性看護師が活用するには、活用しやすい、とはお世辞にも言えないと思います。

ですが、この先の未来、きっと男性看護師の活躍の場は今よりもっと増えていきます。今はまだ、その第一歩を踏み出したばかりなのです。